ニガテ教科の克服
<ニガテ教科の克服>
誰でも得意・不得意があります。どの年代でも得意科目もあれば苦手な科目もあるでしょう。
得意科目であれば自ら進んで勉強をすることもできますが、ニガテ科目や単元は手を付けることさえも煩わしくなってしまいがちです。
各受験を控える子供は特に「ニガテ」を作らないようにすることが求められますが、「ニガテ」なものは「ニガテ」なのも事実でしょう。
そこで苦手科目や単元の克服方法を少し考えてみたいと思います。
ニガテの認識と過度な意識を持たない
まず大切なのが、「ニガテ」であることの認識と過度な「苦手意識」を持たないことだと思います。
ニガテを自分でしっかり把握することで何をしていけば良いか考えることができます。しかし過度な意識は逆に負担や思い込みが生じてしまいますので、前向きな気持ちで勉強をするためにも「ニガテ」を認識しながらもあまり深く考えないことが大切でしょう。
「ニガテ」だということはそれだけ点数を伸ばすことができる教科だということです。得意教科よりも伸びしろがある教科だと考えてみましょう。
例えばテストの総合点を伸ばしたいときに、ニガテ教科が点数が低くて他教科でカバーしていたものが、ニガテを克服し各教科平均して特典ををとれるようになれば必然と総合点も伸びてきます。
例えばテストで○○点以上は取りたい、受験科目なのでニガテを克服したい、などそれぞれの目標・目的を持ち取り組みましょう。
どの教科でも基本は大切でしょう。
どこから勉強してよいかわからないときは基本を中心とした勉強をしてみましょう。
基本がわかれば応用的なないようにも取り組みやすくなり、「分かる!」「できる!」へとつながっていくと思います。
ニガテな科目や単元を細かく区切り着実に階段を上るような感じで学習をしていきます。
ニガテな科目も細かい単元を徐々にステップアップしながら進めていくことで理解度が高まります。着実にステップアップしていくことで「できる!」体験を繰り返し苦手意識をなくしていきましょう。
「ニガテ」なものが一発で得意になることはほとんどないでしょう。
小さなことをこつこつと積み上げることで着実に課題をクリアしていきましょう。
家庭学習で一番やる気があるのは勉強を始める時ではないでしょうか。
重点的に集中して勉強に取り組むなら最初にあえて「ニガテな科目や単元」から勉強を始めるのも良いと思います。
いくつか苦手科目対策を考えてみました。
「苦手科目・単元」がある子供は、夏休みを利用して是非『ニガテ克服』にチャレンジしてみましょう。