「部活」と「勉強」の両立
<「部活」と「勉強」の両立>
中学生・高校生にとって「部活」と「勉強」の両立は欠かせないものです。
「部活」に思いっきり力を注ぐことができるのは学生の特権ですが、学生の本分は学業です。この2つの両立を行うことで学生生活が充実したものになります。
学年や自分の目標によって力の入れ方は様々ですので、「部活」と「勉強」の割合が50%-50%でなくとも良いと思います。「部活」に力を入れていきたい時期、「勉強」に集中して取り組みたい時期があるのも事実です。
両立というのはどちらにも支障なく「部活」と「勉強」を成り立たせることです。
「勉強」を0にしないようにしよう!
上記にも書いた通り学生の本分は学業です。
例えば高等学校への進学率は97%を超えており、中学生の多くの子供が高校への入学を希望していると思います。
高校生の大学・短大進学率も53.9%、専門学校などを含めれば70%を超える高校生が進学しています。
当然のことですが1・2年生のうちは勉強をしなくても部活動を止めた3年生から本格的に入試勉強をすれば良いというものではありません。1.2年生の学びも非常に大切でその積み重ねが応用力や発展的な問題を解く力になります。3年生から本格的な受験モードになりますが、それまでの単元が理解できているかいないかでは雲泥の差があります。
「部活」が忙しいのは良く分かりますが、「勉強」を0(ゼロ)にしてしまわないように過ごしていくことが非常に大切な事です。どちらもしっかりと取り組んで両立したといえますので、10%でも20%でも「勉強」に取り組んでいきましょう。
なかでも2年生は部活動でも主力になり気持ちが「部活」ばかりに行ってしまいがちです。もちろん「部活」を頑張ることはとっても良いことだと思いますが、「勉強」を決して0(ゼロ)にしないようにしなければいけません。
10の割合を15にする?
「部活」-5、「勉強」-5で取り組んだとしましょう。
この場合でも人によっては両立できなかったり充実感がない場合があります。
やった結果が出ない、いくら頑張っても理解できない、といった感覚になることも珍しくありません。
「部活」であれば練習の仕方や取り組み方を変えたり、「勉強」であれば勉強の仕方や時間を変えることで、効率よく効果的に取り組んでいくことを考えてみましょう。
また、10だった割合をを15で取り組むことで容量を増やす考え方もあります。当然ですが魔法のように容量を増やすことができるわけではありません。徐々に時間配分を考えながら絶対量を増やしつつ取り組み、結果的に10を15まで引き上げていくことで充実した両立ができるようにしてみましょう。
15になれば「部活」-7.5、「勉強」-7.5で取り組むことができるようになります。
全体の割合を今の取り組みから50%上げることはそれほど難しいことではないと思います。
どちらも全力で取り組んでこそ充実した学校生活が送れます。
後になって後悔するよりも今できることを精いっぱいやってみましょう!