お正月行事の意味・由来
<お正月行事の意味・由来>
あけましておめでとうございます。
2017年になり、4月になれば進級・進学となりひとつ上の学年へと上がります。
1月~3月は、受験生は最後の追い込みとラストスパート、進学を控える家庭では入学準備など学年・年代により多忙な時期です。
ひとつひとつやり残しがないようにしていきたいですね。
さて、今回はお正月行事の由来を少し紹介してみたいと思います。何気なくやっていることや毎年の恒例行事でも、実は何のためにやっているのか、そうぢてやるのか分からないこともあると思います。
子供にとっても日本の文化や風習を知る良い機会だと思います。
門松・初詣・お年玉など、お正月行事の意味や由来
お正月の代表的な行事・習慣などについて意味やその由来を紹介。
◇お正月
そもそもお正月とは、その年の年神様を家にお迎えする行事です。年末におこなう大掃除、門松、しめ飾なども神様をお迎えする準備です。
◇門松(かどまつ)
上記のように年神様をお迎えするために、迷わないように目印として設置するそうです。松を飾るようになったのは平安時代からで、昔は木を立てていたといわれています。
◇しめ飾り
年神様をお迎えする為の準備で飾られ、清浄・神聖の印です。
◇初詣
新年の無事や平安の祈念をするために神社仏閣にお参りをする行事。もとは年籠り(としごもり)といい、家長が氏神にの社に籠る習慣。明治中期より現在のような元旦に行う習慣になったといわれています。
◇初日の出
新年最初の太陽が昇ってくるのを拝んだり幸運を記念したリする。天皇の元旦儀式「四方拝」が始まりとされています。
◇鏡餅
年神様へのお供えとして床の間や神前などにお供えします。神様と人を仲介するもので、旧年の無事への感謝と供えた鏡餅をお下がりとしていただきます。
◇おせち料理
起源は弥生時代ともいわれ、御節供・節会の略。中国伝来の五節供の行事に由来しており、自然の恵みや方策に感謝し神様にお供えした節供(せっく)を料理したものがはじまり。
◇お年玉
鏡餅に宿るといわれる年神様。年神様の「御魂」を鏡餅から餅玉を分け与えたのが始まりとされています。
◇書き初め
1月2日は仕事始めとされ、恵方に向かって文字・短歌などを書いたのがはじまり。どんど焼きで燃やす地域もあると思います。
いかがでしたか?
いくつか正月にちなむ行事や風習について紹介してみました。
「これはどういう意味だろう?」「いつから始まったんだろう?」と思うことがあれば、辞書や図鑑・インターネットで調べたりするだけで知識は広がります。
お正月の風習や行事にもそれぞれ意味があると思えば、なんだか大切にしないといけない気持ちになりますね。