高い目標よりもできることを積み重ねる家庭学習
<高い目標よりもできることを積み重ねる家庭学習>
通信教育をはじめるにあたり人それぞれの目標・目的があると思います。
・勉強の習慣をつけていきたい
・苦手な教科の成績を上げたい
・希望の進路に進めるように勉強をしたい
・学校以外の勉強で実力を身につけて視野を広げていきたい
ほんとに目標や目的はひとそれぞれ。
その目標・目的が通信教育で勉強する際にとても大切な事になりますが、高すぎる目標をつくって勉強をするよりも、ひとつひとつできることを増やしていく家庭学習をおすすめ。
もちろん、最終目標や理想・将来像は誰でも持つべきだと思います。大学進学や高校受験などを最終的な目標に据えることで今取り組むべき学びも見えてくることもあります。
だた、そこばかりをみているとしっかりとした学習の積み重ねができませんので、まずは今やるべきことをしっかりと学んでいくようにしましょう。
いま取り組むべき学びを考える
例えば定期テスト、苦手教科の克服、授業にしっかりついていく学び、学習習慣の定着、何を優先していくのか、自分が伸ばしていくべきことは何であるのかなどをハッキリさせて通信教育で学ぶと非常に効果的に勉強を進めていくことができるようになります。その意識があるだけでも学習効果は高まりますし、自立学習ややる気の源にもなります。
以前、『長期から短期へ落とし込む学習計画』という方法を紹介したことがありますが、自分にとって今必要な事を優先的に学ぶことができる環境をつくってみましょう。
例えば学習習慣の定着を優先的にしたい場合、計画を立てて無理なく取り組める単元から勉強したり、基礎をつくって苦手をなくしならが学ぶことの面白さや楽しさを実感できる教材をやってみたり、各家庭の環境・生活サイクルや子供の年代・性格などを考慮した取り組みをしてみよう。
例えば算数・数学が苦手だから克服したいと考えている場合、苦手対策プログラムがある教材を選択したり、基礎からしっかりと身につけることができる通信教育で学んでみましょう。
いま取り組むべき学びを考えることで、受講するべき教材が選択しやすくなります。
積み重ね学習が結果的に高い目標へつながる
誰でも「頭が良くなりたい!」「テストで点数を伸ばしたい!」と思うと思います。
そうなるためには必ず学力の積み重ねが必要になります。自分ができることや基礎学力の定着を積み重ねていくことで学力の土台がしっかりと大きなものになるのです。
高い目標ばかり見ているとどうしても足元がぐらついてしまうもの。高い目標にたどり着くために、足元をしっかりと固めて土台を確かなものにしていくように、焦らずにできることを積み重ねていきましょう。
今の学習は必ず将来的な学力の伸びに必要なものです。地道にできることを積み上げていくことが、実は高い目標に続く一番の近道だと思います。
無理なレベルの学び、やり残しを振り返らない勉強、苦手意識を残したまま次の単元に進む学習など、一度振り返ってみると積み重ねができていないことが見つかるかもしれません。積み木のようにひとつのピースが抜けていると総じて崩れてしまうことがあります。
ぜひ積み重ねることを大切にした家庭学習を実践してみましょう!