全ての学びの中の通信教育
<全ての学びの中の通信教育>
「これだけやっておけば大丈夫!」というように通信教育を突出して考えるのではなく、全ての学びの中で通信教育を考えていくことが大切です。
通信教育は家庭で学習ができる非常に有効な教材ですが、それ単体で学力が身につくというものではありません。
年代にもよりますが、幼児であれば親の関わり方や生活習慣、学生であれば学校の授業や学習塾などと合わせて考えていくのが望ましいことです。
通信教育の役割を考えてみよう
幼児でも高校生でも、通信教育を受講するにあたりその役割を考えてみましょう。
通信教育で学ぶ目的がはっきりしている場合は、より通信教育に対して役割をはっきりさせることができると思いますので、通信教育を受講する目的を一度考えてみると良いでしょう。
例えば通信教育を受験勉強に活用していきたい場合、全ての教科を総合的に伸ばす方法も良いですが、特定教科を中心とした受講スタイルで学ぶこともできます。伸ばしていきたい教科を選んで受講することで、苦手教科・受験科目を重点的に学ぶことができます。
幼児期では学習と同時にその後伸ばしたい様々な力を身につけていくことが通信教育の役割でもあります。教材ごとに方向性も違いますし、家庭においても方針が違いますので通信教育にどのような役割を求めているのかをしっかり考える必要があります
そして、どの年代においてもその通信教育のコンセプトや力を入れていることがあります。特定の通信教育だけ受講していれば総合的な力を伸ばせるというよりも、学校の授業や他の学習との相乗効果で学力を伸ばしていくというように考えたほうが良いでしょう。
学校・学習塾・習い事などの学習面、部活動や毎日の生活サイクルなどの生活面、子供が置かれている環境や状況に合わせてその中で通信教育にどのような役割をもたせるのかを考えてみましょう。
タイムスケジュールと長期的な学習計画
どの学習を優先的に取り組んでいくのか、毎日の学習スケジュールで通信教育に割くことができる時間を考えて、総合的な学びの中に通信教育を組み込んでみましょう。
通信教育を宿題の前にやるのか後にやるのかでも通信教育に求めるものが変わってきます。
そして長期的なスパンを同時に考えて通信教育の活用方法も検討してみましょう。
例えば、受験等いう明確な目標がある場合は逆算して通信教育を重点的にやっていく時期、受験勉強全体をみた時にどういった位置づけで通信教育に取り組んでいくかを考えることは大切な事です。
ただやみくもに取り組むよりも、計画性を持った活用をすることで身につけていきたい力を着実に自分のものにしていくことができます。
通信教育は勉強の仕方で効果に大きな違いが出ます。
学びのひとつのツールとして考えることで、より個々に合った教材を選んでみてはいかがでしょうか!