タブレット学習の普及
<タブレット学習の普及>
デジタルネイティブともいわれる今の子供たち世代。
先日『子どもライフスタイル調査2014秋』が発表され、女子小4~6年生の23%がタブレットでの学習をしているという調査結果でした。
実際の学校教育でも導入が進んでいるタブレット端末や電子黒板、反転授業などのICT教育が進む中、通信教育でもタブレット型の教材が数年前より登場し、進研ゼミ小学講座でも今年4月よりタブレット形式の教材を選んで受講することも可能になりました。
以前『ICT教育のメリット/デメリット』という記事で簡単に利点や問題点を考えてみましたが、タブレット・スマートフォンの世帯普及率も上がって来ていますので、子供にとっても切っても切り離せないモノになりつつあります。
視覚的に、聴覚的に、今までとは違った角度からの視点で勉強をすることができるタブレットを利用した学習は、なかなか理解が難しい図形や英語の発音など、多角的な学習をすることで理解度が向上し基礎学力の定着にも役立ちます。
そしてなによりタブレットだと進んで勉強をする子供が多いのではないでしょうか。
無料の教育系アプリも多数あります。
教育系のアプリは楽しく学ぶことがコンセプトのモノが多いので、活用方法次第で興味を持ったり前向きな学習をするきっかけになったりして利用する効果もあると思います。
ただやはり個人的には紙の教材や鉛筆を使った勉強、各種辞典を自分の手で引くことも大切ではないかと思います。
タブレット教材があるご家庭は、両方の形態の教材をバランスよく活用することで、両方の良さを勉強に生かしてみてはいかがでしょうか。
通信教育に限ってみれば、従来のテキスト形式の教材のほうが教材数も多く、当サイトや姉妹サイトでも需要が高くなっています。
デジタル機器が日常にある生活のなかで、逆に勉強に関してはテキスト形式の紙教材で学ぶことが支持されているのかもしれませんね。
それぞれの家庭でどのように子供に教材を与えていくのか、どのように育ってほしいのかなどを考えながら教材選びをしてみましょう。
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