大学入試が変わる!?

<大学入試が変わる!?>

もうすぐ大学入試センター試験(平成27年1月17日(土)18日(日))があります。

今回実施される試験の志願者数は55万9131人。
センター試験を利用する大学も年々増え、過去最多の849校が今回のセンター試験に参加しています。

緯線も紹介しましたが、大きく分けてセンター試験を利用する大学は、

○センター試験重視型
○センター・個別均等配点型
○個別試験重視型

に分けることができますが、どちらにせよセンター試験の重要性は変わりません。

そんな「大学入試センター試験」がなくなる提言がこのたび発表されました。

一発勝負から総合評価へ

いままでは「大学入試センター試験」の一発勝負だったものが、「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」を年に数回行うことで総合的で多面的な力を問う形式に移行。

現在はまだ”案”の段階ではありますが、専門家会議を設置して2016年度よりテストをはじめ内容を精査しながら制度を固めていく方針のようです。

すぐに変更というわけではないのですが、新制度に呼応するように大学側の2次試験も徐々に新制度に合わせた体制に代わっていくものと思われます。

現在の試験制度は「知識・技能」を問う問題が中心、「思考力・判断力・表現力」などを総合的に判断していく必要があるというのが今回の変更で基となる考え方のようです。また、「生きる力」「確かな学力」ということを育成することを重要に考えています。

2020年に導入予定

2020年の導入を目指していますので、現在小学校6年生の子供から対象になりますので、これから大学進学を目指しているご家庭は注視しておきましょう。

部活動や高校行事への影響などまだまだ問題点等もあると思います。
実際に導入するにあたりこの辺りは精査されて新制度に応じたカリキュラムや学校の在り方になると思いますが、細部を含めてじっくりと検討していってほしいと思います。

また、高等学校基礎学力テストも提言されています。
現在小学校6年生、中学校3年生を対象に行っている「全国学力テスト」の高校生版。客観的に学習の達成度を計ることで学習意欲を促進し、粗銅方法の改善などにも役立つ取り組み。

時代が変われば教育制度も変わっていくものであると思いますので、時代に即したカタチの変更であれば非常に重要かつ大切な変革となるのではないでしょうか。

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