幼児期は過度な先取りよりも将来伸びる力!
<幼児期は過度な先取りよりも将来伸びる力!>
よく「先取り学習」というものがクローズアップされます。先取り学習自体それほど悪いことではありませんが、幼児期においては先へ先へ急ぐよりも、今の時間を大切にした学びを実践していったほうが良いと思います。
「小学生○年ぐらいの勉強をしている」
「ひらがなが全部書け、漢字も書けるようになってきた」
「足し算・引き算ができるようになった」
できる子はどんどん勉強をしていけば良いと思いますが、全ての子供が同じようなスピードで成長をするわけではありません。また、先取り学習を進めていく子供も、知識詰め込み型の先取り学習よりも、考えたり思考力を伸ばしていけるような学びをおすすめします。
結果よりプロセスを重視した学び
目先の結果よりも、学んでいる過程で「なぜそうなるのか?」「どのようにやったのか?」を大切にした学びをしていきましょう。
例えばある問題を子供が解いて正解したとしましょう。
「よくできたね!」と褒めるのも良いのですが、「どうしてこうなったの?教えて!」といったように聞くことで、結果より考え方や答えの導き方に焦点を当てた学習をすることで子供はよく考えるようになります。
結果を重視した学習だと、「答えがあっていれば良い」という目先の学力・勉強になってしまいがち。「なぜ」「どうして」を大切にすることが考える力を養い、結果的に応用力やチャレンジする意欲へとつながっていくものであると思います。
結果は実際にはそれまでの学びの積み重ねです。
今結果を求めるのではなく将来伸び行く学力の土台を築きましょう。
学ぶことの楽しさを芽生えさせる
「学ぶって楽しい!」「できるって面白い!」と思うことで、学ぶことを好意的に捉えることができるようになります。
これは幼児期に身につけておきたいこと。
もちろん小学生になっても学ぶ楽しさを発見できますが、幼児期だからこそ様々な事への関心や興味、発想や発見を大切にしてあげましょう。
親も一緒に楽しみながら取り組んでいくことで、子供も楽しく勉強をすることができます。
先取り学習をする場合は、子供のやる気やチャレンジ精神を見極めながら取り組んでいくのが良いのではないでしょうか。子供が「やりたい!」と思った時にどんどんやらせてあげる環境を作ったり、やる気があまりないときは無理にやらせないような取り組み方が良いと思います。
勉強をする気持ちがないときに教材などをやらせても学ぶ楽しさを実感できることはありません。
幼児向け通信教育は伸びる力を応援!
多数の幼児向け通信教育は、詰込み型ではなく考える力や学ぶ楽しさを大切に考えた教材内容。教材によってコンセプトに違いがありますが、ほとんどの教材が今の学力よりも学びの基礎に重点を置いています。
特に「Z会」「ドラゼミ」は上記のようなことが教材の軸になっています。
どのような学びを子供に与えたらよいか考えているご家庭は、一度通信教育を検討してみると選択の幅も広がります。
幼児期は楽しく子供と生活を送りながら様々な体験・経験を通して将来伸びていく力に基礎を養成していきましょう。