12月~冬休みにやっておきたいこと
<12月~冬休みにやっておきたいこと>
旧暦で師走と呼ばれる12月。
「師走」の語源は諸説ありますが、行事や1年の締めくくりとして忙しい時期です。
子供もそれぞれの年代で行事などがあったり、次年度に向けた動き、受験も目の前に迫ってきて、気づけば時間があっという間に過ぎていってしまいます。
12月~冬休みを利用してやっておきたいこと、考えておきたいことなどをいくつか紹介してみたいと思います。
「1年の総まとめ」と「苦手対策」
まずやっておきたいことは4月~12月までの総まとめ。
1年間で学んだことを振り返り、やり残しや苦手をなしていくことが次の学びにつながります。
冬休み期間を使って学校から出される宿題だけでなく、ノートを見直したり、重要ポイントを重点的にドリルや問題集で復習をしてみたり、通信教育や各種教材などの総まとめ教材を活用して1年間のまとめ学習をしていきましょう。
なぜこの時期に総まとめをしたほうが良いのかというと、学習難度も上がり学んだ知識を活用する学習などその学年の学習範囲を終えることが求められるので、今までに勉強した単元の理解不足を補うことが難しくなってしまいます。また、1月~3月は授業日数も少なく次年度に向けた学校活動や取り組みも始まりますので、ついつい復習を疎かにしてしまいがちだからです。
12月~冬休みはしっかりと「総まとめ」と「苦手克服」に時間を使って取り組んでいきましょう。
受験生は受験日から逆算して計画的な受験勉強
中学3年生、高校3年生はいよいよ受験日が近づいてきました。
12月~冬休みはもちろんですが、受験日より逆算して計画的に勉強をしていくことが大切です。そうすれば今取り組むべきことが明確になります。
苦手・理解ができていない教科は基礎から重点的に復習しておかなければいけませんし、基礎固めのため1・2年生の学習範囲の問題を解いたり、冬休み後の最後の定期テスト対策もしっかり行っていくことも必要です。
計画を立てずにやみくもにやるのではなく、ちゃんとした計画を立てて効果的に時間を使って勉強をすることが合格への近道です。
また、気温も下がり体調を崩しやすくなります。
なるべく朝方の生活を心掛け体調管理にも気を付けていくようにしましょう。
学習環境・教材の見直し
1年間やってきたことを見直しましょう。
特に家庭における学習の環境や学習習慣、取り組んでいる通信教育などの教材を見直していくのに良い時期です。
学年が上がるとさらに家庭学習が大切になります。
今の取り組み方で良いのか、そもそも家庭学習習慣は身についているのか、勉強の進め方や環境を整えることは学力を上げるために必要な事です。
通信教育も同じです。
今やっている教材で次年度も勉強していくのか、それとも新しく他の教材を勉強してみたいのか、子供の意見を重視しながら、学校の勉強・宿題なども含めた総合的な観点から通信教育を考えてみましょう。
この時期は1年のまとめと次年度に向けて少しづつ動き始めていきたい時期です。
いざ、というときに焦ってしまわないようにひとつひとつ考えていきましょう。