短期集中型で苦手を克服
<短期集中型で苦手を克服>
苦手意識のある教科、どうしても好きになれない教科がある場合、その苦手を克服しなければ学力は伸びていきません。
苦手を克服するのに最も効果的なのは短期集中型の勉強。
苦手がある教科を長くずっ~とやっていくよりも、集中的に取り組んだほうが効率が良いと思いますので、冬休みや学習計画を立てて苦手をこの時期に取り除いていく取り組みをしてみましょう。
苦手教科を長期間勉強しても苦痛でしかない
そもそも苦手教科は分からないから・理解できないから苦手意識が出てしまいます。また、暗記系・思考系などの教科による特性からくる苦手意識もあるでしょう。
苦手を克服しようと長期にわたる計画を立てても、なかなか苦手が克服できなかった経験はありませんか?
結局後回しにしてしまったり、積み重ねが不十分だったり、苦手意識を取り除くところまで持っていくことができないパターンは往々にしてあります。
長期間苦手な教科に取り組むことは精神的に苦痛を伴い、やる気や学習意欲の減退、他の教科への影響も考えられます。
もちろんこの方法で苦手意識が克服できるケースもあるでしょうし、個々の取り組み方や意識の大小でも変わってきますが、長期的計画の中に苦手教科を組み込むのは避けたほうが良いのではないかと考えます。
短期集中型の取り組み
しっかりと学習計画を立てて集中的に苦手克服のためだけの学習をする。
長期休みやテスト勉強がない時期を狙って特定教科を集中的に学習することで、苦手意識をなくしていく勉強法が効果的ではないかと思います。
全ての教科を広く学習するよりも、特定教科に絞って勉強をすると効果は大きいと思います。他の教科を考えずに特定教科のみに集中できるので苦手克服の確立はグンと上がるでしょう。
こういった場合、精神的にも「充実して勉強した」「強化学習ができた」という効果もあります。この精神的な部分も苦手克服には大切で、自分のやった成果・実績としての自信が苦手意識を消し去っていく大きな要素なのです。
短期間集中して苦手教科を学習することで、重要ポイントを押さえながら順を追っでさかのぼり学習をすることができます。
この単元の基となる単元はどこなのか、この単元はココへつながっているんだ、考え方を変えれば実はそんなに難しくない、学習を進めるうちに様々なことが分かってくると思います。
成果は結果へとつながる
こういった短期集中型の苦手克服学習は、量も質も大切になります。
万が一短期間で克服できなくても、確実に理解度は向上していますし学習の成果は結果へと表れてくるはずです。
もしも苦手意識を克服できない場合も、同じように短期間集中型の勉強を繰り返すことで徐々に苦手意識はなくなっていくでしょう。
そして、特定教科の苦手対策をしたという思いがあるだけでも、その後の勉強への大きな自信になり学習に対する姿勢の変化もあるのではないでしょうか。
自分の意思で取り組んだ成果は必ず結果になって帰ってくるはずです。