タブレット端末の所有率2016年
<タブレット端末の所有率2016年>
タブレットを活用した通信教育が増え、年代が上がるにつれてタブレットを有効的に使って学習していくタイプの学びが進んでいます。
一概にタブレットのほうが良いというわけではなく、テキストにはテキストの良さもあり、それぞれの家庭・子供に合わせてより学びやすく効果の上がる学習法を選択していくようにしましょう。
例えば小学生の年代においてはまだテキスト型教材のほうが需要が高いように感じますし、中学生以降で会ってもテキストタイプを選択する受講者もいます。幼児向けに関しては基本的に成長への影響等も考慮されてタブレット型の通信教育はありません。
そもそもタブレットをもっていない家庭、持っていても学習用として子供の自由に使わせることができない家庭などは、新しくタブレットを購入するコストが発生するのでその点も考慮して教材を選んでいく必要がありますね。
では、どれほどの人がタブレット端末を所有しているのでしょうか。先日発表された「2016年タブレット端末に関する定点調査」より紹介したいと思います。
実はそれほど多くない?タブレット所有率は32.4%
MMD研究所の「2016年タブレット端末に関する定点調査」によると、タブレット所有率は32.4%。
出典:MMD研究所
タブレット端末の所有率は約3割程度。2015年度と比べるとほぼ横ばいです。
やはりスマホやPCの所有率に比べるとタブレット端末の所有率は低くなってしまうと思います。今後はどのような動向をするのか分かりませんが、ある一定の所有率で収まるのではないかと思います。
iPadが断トツの人気!
出典:MMD研究所
上記のように所有しているタブレット端末ではiPadが断トツの人気があります。
通信教育をみてみるとタブレット学習を採用している教材で『Z会』『進研ゼミ+』などがiPadでの受講になっています。iPadの購入代金の値引きサービスや特典がありますので、入会時にお得にiPadを手に入れることができるのも通信教育ならではのサービス。
タブレットでの学習は今後ますます需要が高まると思います。電子教科書やICT教育などの教育現場へのデジタル化も進んでいますし政府も今後の方針として積極的な取り組みをしています。
タブレットを上手に活用して学ぶことで、今までの平面的な学習では難しい単元や抽象的な問題でも視覚的・聴覚的に学ぶことで直観的に捉えることが可能。テキスト教材には書く事や量の負荷をかけて学ぶことなどの良さもありますので、双方のメリットを生かした学びを進めていくことが今後のポイントとなるのではないでしょうか。