絵本の読み聞かせのコツやポイント
<絵本の読み聞かせのコツやポイント>
幼児期・未就学児にとって、絵本は様々な事を教えてくれる大切な存在。多くの絵本を読んでその世界を疑似体験したり、広い視野をもったり、情操豊かな成長を促していくことができます。
絵本の読み聞かせの効果は実に多岐にわたります。
・感受性豊かになる
・言葉の習得・言語能力の向上
・脳活動の活性化
・興味・好奇心を広げる
・リラックス効果や幸福感
今回は幼児期・未就学児の絵本の読み聞かせのコツ・ポイントを紹介したいと思います。
読み聞かせの6つのコツ・ポイント
○子供のペースに合わせて読む
子供が絵本の世界を楽しむことができるように子供のペースに合わせて読み聞かせをしましょう。早すぎず遅すぎず、子供がお話の内容を理解していくことが大切な事です。もちろんすべてを理解できないかもしれませんが、考える時間をつくったり、絵やイラストをじっくり見せたりしながら親のペースにならないようにしていきましょう。
○心地よく絵本が読める環境
絵本を読むときは落ち着いた環境のをつくり、絵本の世界に入っていける環境で読み聞かせをしていくようにしましょう。散らかっていたり寝ころびながら読むよりも、リラックスして心地よい環境で読み聞かせたほうが効果があるでしょう。絵本を読むときは膝の上に座らせてあげたり、スキンシップが採れる距離間で進めていくとより効果的です。
○子供が読みたい本・興味がある本を優先
子供が自分から「読んで!」と言ってきた本を中心に読み聞かせをしていこう。毎日同じ本になっても問題ありません。子供はその本の世界観が大好きなのです。繰り返し読むことで認識も上がります。
○習慣的に読み聞かせよう
毎日寝る前に絵本を読んでから寝る、お風呂に入る前に絵本を読む、などの習慣的な取り組みが効果的です。絵本を読む時間を決めていくと生活にメリハリもでますし、なによりも絵本が好きになります。
○絵本の世界観を感じるためオーバーな言い回しはNG
主人公や登場人物になりきって声を変えてみるのはイイと思いますが、子供自身が感じ考え想像力を豊かに働かせるためにオーバーな言い回しやアクションは極力避けたほうがいいでしょう。アドリブも基本的には良くないでしょう。絵本から子供がどう感じて何を考えるかを大切にしていこう。
○子供の想像力を壊さない
子供がどう感じたかが重要。例え正しい答えでなくても子供の想像力や考えを尊重していくようにしましょう。その為、なるべく子供にストーリーの感想を聞かずに子供自身で体感した絵本の世界観を大切にしてあげましょう。
以上、6つの観点から絵本の読み聞かせのコツ・ポイントを紹介しました。
その家庭における読み聞かせの仕方があると思うので、子供が絵本を十分に楽しむことができるような読み聞かせを進めていきましょう。