進学・進級に向けてやっておきたいこと
<進学・進級に向けてやっておきたいこと>
3月は終業式・卒業式があり年度の締めくくりの月。
春休み期間に入るとすぐに新年度を迎えて新しい学年、新しい学校へとそれぞれ進むことになります。
年代や学年によって環境や取り組み内容も違いますが、春休み期間や新年度までの時間を使ってやっておきたいことを考えてみましょう。
どの学年であっても4月からは今までの学習内容から難易度が上がるのは必然。
春休みは1年の終わりであるだけでなく新しい学年のスタートへの切り替えをする大切な期間なので、進級・進学に向けてそれぞれ必要な取り組みをしていくようにしましょう。
春休みにしておきたい3つのこと
春休み期間を利用して次の学年に向けてやっておきたいことを考えてみましょう。
総復習・総まとめ
総復習や総まとめは必ずやっておくべきことです。
この1年で勉強したことが自分にとって基礎学力となって次の学年の単元学習をすることができるようになります。逆に言えば基礎力がなければ新学年の勉強についていけなくなってしまいます。学んだ範囲は今年度のうちにしっかりと理解をしておくことが成績を安定させるためにとても大切な事。新学年の勉強にスムーズに入っていくことができるようにしっかりと総復習・総まとめをしておくようにしましょう。
勉強の環境を見直そう
1年の区切りである春休み期間を使って、今までの自宅での勉強環境の見直してしておきましょう。
勉強の環境は、勉強をする時間・場所だけでなく通信教育や利用する教材・塾・家庭教師などすべてを総合的に考えていく必要があります。このままの取り組み方でいいのか、それともどこかを変えていくのか、1年のスタートに合わせて気持ちを切り替えていくためにもここで一回考えておく必要があります。
目標をつくってみよう
新学年になったらこんなことをやってみたいというような目標をつくってみましょう。
明確な目標が作れる人もいれば漠然としたイメージしかできない人もいると思いますが、無理に細かい目標を立てるのではなくある程度アバウトでもいいので目標を設定しておくことが大切。その目標のためにやるべきことが分かってくるので、学業だけでなく部活動や友達関係など何でもいいので自分なりの目標をつくってみよう。
先取り学習は無理にしなくてもいい!
春休み期間はよく「先取り学習」をしたほうがいいと言われますが、決してそうではありません。
もちろん先取り学習ができる環境の人はドンドンやるべきではありますが、それよりも総復習や基礎力強化に重点を置くことのほうがもっと大切なのです。
新しい学年の事は授業で勉強をしてからでも遅くはありませんが、今の学年で勉強したことの復習やまとめはこの先なかなかできるものではありません。
先にいきたい気持ちはよく分かりますが、まずは足元を固める意味で今までの範囲を復習してこれからの学びの土台作りをやっていくようにしましょう。