県立高校入学生全員にタブレットを導入-佐賀県-
<県立高校入学生全員にタブレットを導入-佐賀県->
佐賀県で2014年度県立高校の新入学者全員にタブレット端末を導入することが決まっています。
佐賀県は全国でもICT教育に力を入れており、電子黒板、反転授業などの取り組みも注目されています。
今回は2014年4月入学の新高校1年生約6800人を対象に、全生徒にタブレット端末を導入します。
◆自己負担5万円は高いのか?
今回の導入は無償で支給されるわけではなくタブレット端末の自己負担額が5万円になります。
学習ソフト、電子教科書など1万円ぶんの教材が入っています。タブレット端末に含まれている2万円相当の紙の教材を購入する必要がなくなるようですが、従来の紙教材の教科書も必要なので別途教科書代は必要。
入学時の親の負担が増えることは間違いなく、様々な議論があります。
◆佐賀県武雄市では小学校に無償貸与
同じ佐賀県の武雄市では全11小学校に4月からタブレット端末を無償提供。3~6年の算数、4~6年の理科で『反転授業』を導入する方針。
色々な意見があると思いますが、今後は、電子教科書、反転授業、タブレットを使った学習などITC教育が主流になってくることが予想されます。
まだまだ導入段階ですので混乱があると思いますが、希望は負担が少なく効果が期待できるものが良いですね。
個人的は市販の2万円台のタブレットでも良い気がしますが、義務教育ではないのである程度教材費がかかるのは仕方ありません。これが前例になり全国に広がることはないような気もしますが、効果をしっかり検証していくことが求められるでしょう。
佐賀県の例ではタブレット効果を過度に強調しているとして県教委が資料修正した経緯もあり、タブレットというアイテムを導入したいがための・・・になってしまわないようにしてほしいですね。