教材の選び方

子供の通信教育を選ぶ際のポイントや注意点などを考えてみましょう。

各年代においてそれぞれ細かいポイントは変わってくると思いますが、大まかにどういった点に重点を置いて教材を選んでいけばよいのかを考えたいと思います。。

目的や目標に沿った教材選び

まず大切なことが子供（家庭）の目的や目標に合った教材を選ぶことではないでしょうか。もちろん子供の学力や環境も大切です。

例えば、学習習慣の定着を目指す子供は、レベルの高い内容の教材で学習するより、やる気を引き出し毎日着実に取り組めるように構成された教材を選んだほうが良いでしょう。逆に教科書の内容で物足りない子供は、教科書準拠でないオリジナルのカリキュラムで構成された教材や、目標別のコースを選んでみるのも良いと思います。

それぞれのお子さんや家庭により目標や目的、学力や学習の環境も様々です。
まずは何を目的に通信教育に取り組むのか、子供（家庭）の目標は何かを考え、それに一番沿った教材を選んでいくことができればより良い学習ができるのではないでしょうか。

教材の特徴から考えよう

基礎学力の向上、目標校への合格、学習習慣の定着、学校の授業の予習・復習対策、定期テスト対策、添削システム、教科書準拠、サポート体制・・・、教材により特徴が異なります。ほとんどの教材の場合いろいろな子供に対応したコースや講座で構成されていますが、教材に求める重要なポイント、絶対にはずせないポイントがあると思います。

教材・コース・講座の内容がどこに重点を置いているかはもちろん、副教材、テスト対策教材、添削課題、教科書準拠、受験コース、質問体制といったサポート内容も総合的に判断していきたいところです。

資料請求や教材サンプルは積極的に利用

実際に教材を体験できたり、詳しい講座内容の紹介など、資料請求や教材サンプルは積極的に活用していきましょう。

ＨＰ上だけにサンプル教材が掲載されている教材もありますが、資料請求やお試しの教材はどの講座でもサイト上から簡単に申し込むことができます。

通信教育を比較検討するうえで、実際に体験してどういった雰囲気の教材なのかを確かめることは非常に重要なことです。気になる教材は積極的にこういったものを活用して行くことをおすすめします。

学習環境や費用面から考えよう

通信教育をあまり無理をすることなく取り組むことも必要で、塾や家庭教師、学校の授業や宿題などで手いっぱいの子供が受講してもあまり良い結果が得られるとは思いません。今の学習環境で受講することが可能か、無理しすぎない学習ができるのかを考えていきましょう。

「あれもこれも」になるより、目的に合った教材やシステムで学習する方が効果が高いのではないでしょうか。

同時に受講費からも無理なく受講できるか考えてみましょう。特に中学・高校などになれば通信教育の費用が一気に上がる講座もあります。子供に必要のない教材にお金だけ使うことの内容にしていきたいです。

色々な角度から選ぶことが必要だと思いますが、一番はやっぱり子供に合っている教材を選ぶということだと思います。

各ご家庭でじっくり比較検討してみてください。